感性をひらくArtTune「バリで見つけた、5つの静かな風景」
- 一平 大竹
- 11月8日
- 読了時間: 3分
旅をしていると、言葉では説明できない瞬間に出会うことがあります。
10月のバリで見た光や音、そして人の笑顔は、どれも静かに心を揺らしました。
その小さな揺らぎを「感性」と呼ぶなら、
それは、ArtTuneが大切にする“アートを軸に感性でつながる時間”の原点でもあります。
このシリーズでは、5日間にわたって投稿した写真とことばをまとめました。
日常のなかで少し立ち止まりたいときに、
静かな風景とともに、感性の余白を感じていただけたら嬉しいです。
Day1|落ちたプルメリア
はじまりは、いつも静かな問いです。
見慣れない花に出会うとき、
心の奥の「当たり前」がふと揺れる気がします。
花。日本では見ない、鮮やかで柔らかな花。
南の島でこの花を見るたびに、いつも囁かれる気がします。
あなたの常識って?
A flower, vivid and soft — not one we see in Japan.
Each time I see it on an island, it whispers:
“What is your sense of normal?”

Day2|塩づくりの小屋
人の手が、自然と呼吸を合わせる感覚。
この光景を見ていると、「待つ」ことの大切さを思い出します。
ここはたぶん、収入の大半は観光客に支えられる塩田です。
でも、だからこそ続けられる手仕事も、あるのかもしれません。
A salt field, kept alive by travelers.
And maybe, that’s what keeps the craft alive too.

Day3|海と船のある風景
焦らなくていい。
波の音を聞いていると、
そんな声がどこかから――。
風の音、波の音、人の生活。
音や色、時に人の生活感が残る漂流物。
海はいつも、心の奥を少しだけ動かしてきます。
Waves, wind, traces of people’s lives.
The sea stirs something quiet inside.

Day4|夜のカウンターとスイカ
支える人がいて、くつろぐ人がいる。
その関係のあいだに、やさしい静けさがそっといてくれます。
リゾートの夜で、くつろぐ人と、支える人。
これは旅人の勝手。でも、支えてくれる人の笑顔がある夜は、
くつろぐ人――勝手な旅人の心も、静かにしてくれます。
A night in a resort — those who rest, and those who work.
When the ones who serve smile,
even a selfish traveler grows quiet inside.

Day5|雲海と太陽
旅の終わりに見えるのはきっと、
出発のときとは少し違う空です。
出発する日の空と太陽。
帰る日の空と太陽。
同じ風景を見ても、心のほうが変わっているんですよね。
感性をひらくArtTune、旅はまだ続きます。
The same sky, the same sun.
But maybe it’s the heart that has changed.

ArtTune(アートチューン)は、
アートを通じて感性を磨き、チーム力を高める企業研修プログラムです。
→ 詳しくはこちら:https://mtip-arttune.com/


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